BLOGS
- TamaTの開発事情 -
AIで実現する、低コストで高性能な多言語対応サイト
2025.01.16
なぜ今、企業サイトの多言語化が重要なのか
「英語版サイトの見積もりをもらったら、1ページあたり5万円...。それに中国語も必要になると、とても予算が...」
実は、このような悩みを抱える企業が増えています。海外展開の必要性は感じているものの、従来の翻訳サービスの見積もりの高額さに、二の足を踏んでしまうケースが後を絶ちません。
コロナ禍を経て、2023年の訪日外国人観光客数は前年比6倍に迫る勢いで増加。物理的な距離を超えたビジネス展開が当たり前となった今、企業のデジタル窓口である「Webサイト」は、世界中の潜在顧客とつながる重要な接点となっています。海外からの問い合わせやビジネスチャンスを逃さないためには、多言語対応は避けては通れません。
しかし、多くの企業にとって、費用対効果の見えづらい多言語化投資は大きな決断です。1言語追加するだけでも数百万円の費用が発生する従来の方法では、なかなか踏み切れないのが現状です。
そんな中、最新のAI技術は、この状況を大きく変えようとしています。では、具体的にどのような課題があり、それをどう解決できるのか、詳しく見ていきましょう。
従来の多言語化における3つの課題
1. 高額な初期費用とランニングコスト
- 多言語対応可能なCMSの月額料金は5~10万円
- 翻訳会社への外注費用やSaaS利用料が言語数×ページ数で膨大に
- システム保守費用も言語数分だけ増加
2. 煩雑な運用作業
- 各言語版の更新作業が必要
- 翻訳依頼から反映までのタイムラグ
- 複数の管理画面での作業が必要
3. サイトパフォーマンスの低下
- 多言語対応により表示速度が低下
- サーバー負荷が増大
- SEOへの悪影響
TamaTが提案する、AI時代の多言語化ソリューション
私たちは、OpenAI社やAnthropic社などのLLMのAPIとJamstack構築(詳しくはこちら)を組み合わせることで、これらの課題を解決する画期的な方法を提案します。
従来の翻訳会社に依頼する方法と異なり、LLMは高品質な翻訳を数秒で完了。さらにJamstack構築では、サイトの公開前に全言語分の静的ページを事前に生成するため、ユーザーがアクセスした時点で翻訳処理を行う必要がありません。つまり、世界中のどこからアクセスしても、翻訳済みのページを瞬時に表示できるのです。
この組み合わせにより、高額な多言語CMSや翻訳会社への外注、翻訳SaaSの利用が不要となり、大幅なコスト削減と運用効率化を実現します。
特長1:圧倒的な低コスト
- 高額な多言語CMSが不要
- AIによる自動翻訳で翻訳会社への外注も不要
- 1つの管理画面で全言語に対応
特長2:シンプルな運用
- 日本語の入力だけで多言語サイトが完成
- コンテンツ更新も日本語だけでOK
- 翻訳のタイムラグがなく即時反映
特長3:高いパフォーマンス
- Jamstack構築により、世界中で高速表示を実現
- 従来のCMSと違い、多言語対応による速度低下なし
- 検索エンジンでも高評価
導入効果の試算例
一般的な企業サイト(30ページ程度)を3言語対応(日本語・英語・中国語)にする場合の試算をご紹介します。
従来の多言語化の場合
初期翻訳費用: 1ページあたり3~6万円 × 30ページ × 2言語 ≒ 180~360万円。
多言語CMS月額: 5~10万円。
翻訳更新費用: 月2ページの更新と仮定。1ページ3~5万円 × 2ページ × 2言語 ≒ 月12~20万円。
TamaTのAI活用ソリューションの場合
初期構築費用: 100~200万円(Jamstack構築による高速化対応込み)。
基本CMS月額: 0~1万円(ヘッドレスCMSを活用)。
AI翻訳費用: 初期翻訳:~数万円程度。更新時:数千円/月程度。
期待される効果
コスト面
- 初期費用で約40~50%削減
- 運用費用で約80~90%削減
パフォーマンス面
- ページ読み込み速度:従来比2~3倍の向上
- Googleのコアウェブバイタル指標で高評価
運用面
- コンテンツ更新の所要時間:約70%削減
- 翻訳待ち時間:実質ゼロ
なぜTamaTの多言語化ソリューションが選ばれるのか
1. 最新技術への深い理解
- 2014年からのReact.js開発経験を持つエンジニアが在籍
- Jamstack構築の専門知識を活かした最適な設計
- AIやクラウドサービスを組み合わせた革新的なアプローチ
2. クライアントファースト
- お客様の予算に合わせたプラン設計
- 段階的な言語追加にも対応
- 既存サイトを活かした導入も可能
3. 継続的なサポート
- 導入後の運用サポート
- AI翻訳の品質チェック
- 必要に応じた機能追加・改善
まとめ:多言語化は、もはや高額な投資は必要ありません
グローバル化が進む中、企業サイトの多言語対応は避けては通れない課題です。しかし、それは必ずしも大きな投資や運用負担を意味しません。むしろ今は、AI技術の革新により、かつては法外なコストがかかっていた多言語対応が、驚くほど身近なものとなっています。
「グローバル対応は、いつか未来の課題」 そう考えていた方も、ぜひこの機会に一歩を踏み出してみませんか?
TamaTの最新テクノロジーを活用したソリューションなら、低コストで高品質な多言語サイトを実現できます。
ご相談は無料です。まずはあなたのビジネスに最適な多言語化プランを一緒に考えてみませんか?