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- TamaTの開発事情 -
「Jamstackに移行したいのに、踏み切れない」を解消する ── WordPress移行で誰もが抱く5つの不安と、その答え
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2026.06.15
WordPressの遅さ、セキュリティの不安、増え続けるプラグインの管理。すでにこれらの課題を肌で感じ、「そろそろサイトをモダンな構築へ移行すべきかもしれない」と考え始めている方は少なくありません。
ただ、頭では移行したほうがいいと分かっていても、なかなか最後の一歩が踏み出せない。その理由は、行き先であるJamstackへの疑いではなく、そこへ至る「移行プロセス」への不安にあるはずです。
この記事では、WordPressからの移行を検討する方が必ずと言っていいほど抱く5つの不安を取り上げ、それぞれに正直にお答えします。読み終える頃には、ためらいの正体が解け、判断できる状態になっているはずです。
念のため一言で言えば、Jamstack移行とは「コンテンツの管理はそのままに、表示の仕組みだけを高速・安全なものへ載せ替える」ことです。サイトをゼロから作り直すことではありません。この前提を踏まえて、ひとつずつ不安を解いていきましょう。
不安① 移行したら、自分でサイトを更新できなくなるのでは?
もっとも多い不安がこれです。「WordPressなら管理画面から自分で記事を投稿できたのに、Jamstackになったら、更新のたびにエンジニアへ依頼しないといけないのでは」と。
結論から言えば、更新は今まで通りご自身で行えます。
- WordPressをそのまま編集画面として残す構成にすれば、投稿の操作は一切変わりません。表示の部分だけが、速くて安全なJamstackに置き換わります。
- microCMSなどのモダンなヘッドレスCMSへ移す場合も、編集画面はWordPressより直感的なほどです。
さらに、コンテンツを保存すると自動でサイトに反映される仕組み(自動ビルド・公開)を組み込みます。「更新のたびに開発会社へ依頼する」といった事態は起きません。これまで通り、思い立ったときにご自身で更新できます。
どちらを選ぶかは、現状の運用にどんな課題があるかで判断します。目安は次の通りです。
- 移行の工数をできるだけ抑えたい、編集の操作感を変えたくない場合は、WordPressを編集画面として残す構成が向いています。
- プラグインやコンテンツの増加でWordPressの管理画面自体が重くなり、日々の運用に支障が出ている場合は、思い切ってヘッドレスCMSへ移すことで、編集環境そのものが軽快になります。
不安② 今動いているサイトを止めずに、移行できるのか?
「移行作業の最中にサイトが落ちたら、その間の機会損失が怖い」。これも当然の心配です。
移行は、現行サイトを稼働させたまま、裏側で新環境を並行して構築します。新サイトが完成し、十分に確認したうえで、最後に接続先を切り替えるだけ。切り替えは一瞬で、長時間サイトが止まることはありません。
また、すべてを一度に移す必要もありません。アクセスの多いページや負荷の高い機能から段階的に移していくことも可能で、リスクを小さく分割しながら進められます。
リリース直後は旧サイトをすぐに削除せず、しばらく残しておくこともできます。万一に備えたバックアップとして確保しつつ、適宜公開先を切り替えていく運用も可能です。また、新サイトを一般公開する前に、確認・検証用として社内の関係者だけが閲覧できる状態で公開しておくこともできるため、安心して切り替えのタイミングを見極められます。
不安③ これまで積み上げたSEO評価が、移行で吹き飛ぶのでは?
長く運用してきたサイトほど切実な不安です。検索順位はビジネスの生命線ですから。
ここは、設計次第でしっかり守れます。
- URL構造を維持し、変更が必要な箇所には適切なリダイレクト(301)を設定することで、これまでの評価を新しいページへ引き継ぎます。
- 構造化データやサイトマップも、移行のタイミングで整備します。
そして、Jamstack化による表示速度の向上は、検索エンジンの評価にむしろプラスに働きます。近年は生成AIが回答を作る際にWebページを参照しますが、応答の遅いページは取得対象から外れてしまうことがあり、高速なサイトは「人にもAIにも見つけられる」土台を持ちます。正しく移行すれば、評価を「守る」だけでなく「底上げする」ことも狙えるのです。
不安④ 今ある機能(フォーム・予約・会員機能など)は、再現できるのか?
「プラグインで実現していた機能が、Jamstackでは作れないのでは」という不安です。
これらの機能は、APIや各種クラウドサービスを組み合わせることで問題なく実装できます。実際にTamaTでは、会員制ECサイトのサブスクリプション・決済機能、全文検索機能、ログイン認証機能などを、Jamstack構成で開発してきました。
むしろJamstackでは、必要な機能だけを選んで組み込めるため、使わないプラグインを抱えてサイトが重くなる、ということがありません。
不安⑤ Jamstackを扱える会社は少ない。その一社に依存して大丈夫か?
鋭い視点です。「WordPressは情報も対応できる会社も豊富。Jamstackに移ったら、特定の会社や担当者に縛られてしまわないか」と。
ここはむしろ逆だとお伝えしたいところです。
- Jamstackの土台となるReactやNext.js、Astroは、世界的に最も普及しているフロントエンド技術です。扱える人材は決して少なくなく、年々増えています。
- フロントエンドのコードは標準的で移植性が高く、コンテンツもCMSからAPIで取り出せます。プラグインやテーマへの作り込みが何層にも積み重なったWordPressより、「特定環境への依存」はむしろ小さくなります。
将来、別の体制へ引き継ぐことになっても困らない。これは、各レイヤーを分離するJamstackだからこその強みです。
では、どう進めれば安全なのか
ためらいの正体が「プロセスへの不安」である以上、進め方を明確にすることが、何よりの安心材料になります。TamaTでは次のように進めます。
- 現状診断:既存サイトのページ構成、コンテンツ量、動的機能、URL構成を棚卸しし、移行範囲と概算費用を「先に」明らかにします。
- 最適な構成の提案:WordPressを温存するか、ヘッドレスCMSへ移すか、要件に合わせて設計します。子サイト構成のようなWordPress特有のリッチな要件についても、Jamstackでどう再現するのが最適かをオーダーメイドで設計するところから取り組みます。
- 並行構築:現行サイトを止めずに、裏側で新環境を構築します。
- 段階的な切り替え:一部のページや機能から先行して移すことも可能です。
費用についても、いきなり全面リニューアルの金額を用意する必要はありません。段階移行であれば投資を分割でき、現状診断の時点で見積もりが明確になるため、「いくらかかるか分からないまま走り出す」ことはありません。
TamaTが移行パートナーに選ばれる理由
移行の成否は、技術選定と進め方を誤らないことにかかっています。だからこそ、土台を熟知したパートナーが重要です。
- 黎明期からの専門性:当社CEOは、まだ国内で事例の少なかった2014年からReact.jsに触れ、Jamstack構築を早くから提案してきました。
- WordPressからの移行実績:たとえば、WordPress構成の大規模Webメディア(10,000ページ・600の子サイト規模)を、Next.js × microCMSのJamstack構成へ移行・リニューアルした実績があります。また、コナズ珈琲様のサイトでは、既存デザインを保ったまま一部ページをAstro × microCMSでCMS化しました。このほか整体院サイトや業界協会サイトなど、移行・リニューアルの経験を重ねています。
- 少数精鋭による一貫体制:要件定義からデザイン、開発、運用までを一気通貫で担うため、コミュニケーションのロスを最小限に抑えられます。
- 最先端の開発体制:AI開発エージェント(Cursor、Claude Codeなど)を黎明期から導入し、最新のMCPを常にリサーチ。技術の最前線で開発を行っています。
私たちが大切にしているのは、過剰な投資でも、将来の成長を妨げる選択でもなく、「最適な場所に、最適なコストで、最適なソリューションを届けること」です。
まとめ
WordPressからの移行には、更新の操作からダウンタイム、SEO、機能の再現まで、考えるべき点がいくつもあります。この記事で取り上げた5つの不安には、それぞれ対処の道筋があります。
- 更新は、今まで通り自分でできる
- 現行サイトを止めずに移行できる
- SEO評価は守れる。むしろ伸ばせる
- 既存の機能は再現できる
- 特定環境への依存は、むしろ小さくなる
気になる点や、自社のケースではどうなるのかといった疑問があれば、まずはお気軽にご相談ください!
